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サッカーで重心は絶対に下げるな!

更新日:2021年8月24日


 

今回のテーマは「サッカーにおける重心の重要性」についてお話ししていきます。




皆さんはサッカーに必要な重心の高さは低い方だと思いますか?高い方だと思いますか?




お相撲さんのようにどっしり構えて使うのか?




バスケやラグビーのようにいつどの方向でも行けるように使うのか?



想像してもわかるようにサッカーは後者の方になります。



つまり重心を高く使うスポーツということです。



え?嘘だろ?



監督、コーチに


ディフェンスの時は重心落としてやれって言われたけど・・・



という選手が大半だと思います。



もし、言われて実践していた選手はそこに伸び代があります。



監督やコーチが悪いわけではありません。



ではなぜ重心が高いのか



いや、高くないといけないのか



2つの理由から解説していきます。




1つ目の理由

サッカーは欧米(南米)発祥の競技であること



欧米の生活様式は日本と違い



しゃがむとか床に座るといった生活はほとんどありません。



ほとんどが椅子生活です。



日本人は床に座りご飯を食べたり




畑仕事で低い姿勢で作業していたり



トイレをする時にしゃがんでしているという違いがあります。



この生活様式でも欧米人の方が重心が高い位置にあること。



また、椅子生活と地べたに座っている状態と比較すると、



どちらが素早く動けるかは明確です。



重心が低い位置にあるのと高い位置にあるとでは、物理学的に後者の方が移動には有利になります。




そもそも欧米人は高重心で日本人は低重心という前提のもとから成り立っています。



2つ目理由

重心が低い一番の特徴は「安定」することだと思います。



では重心が高い一番の特徴はというと、「不安定」になります。



何が言いたいかというと、サッカーで大切な要因は



「いつでも素早く動ける状態」を作り出すことが大切だということです。



つまり、重心を低くどっしり構え、足をしっかり地面につけた状態で次の動作にいくのか



重心を高くし、軽く構え、足が地面からいつでも離れられる状態で次の動作にいくのか



は重心が高い方が素早く次の動作に移ることができるということです。



これらの2つの理由からサッカーでは高重心を必要としています。



世界のトップDFであるセルヒオ・ラモスやファン・ダイクの身体操作を観ていても重心が非常に高く、低くする場面はあまり見受けられません。



メッシのドリブルでファン・ダイクがバランスを崩し抜かれるシーンがありますが、その瞬間は重心が一瞬低くなりバランスを崩し抜かれてしまいます。



重心を低くすることは安定し、どっしり構えることにはつながりますが、

※重心が低くなりバランスを崩し足のでる範囲が決められている状態 そのデメリットとして、

①移動に遅くなること

②地面に足がいつきすぎてしまうこと

③バランスを崩すと立ち直れなくなること


などが挙げられます。




最後に今回のポイントをまとめます。



サッカーでは高重心を保ち、いつでも素早く動ける状態でいることが大切です。



そもそも日本人は低重心の文化であるため、高重心系のトレーニングを必要とします。



どっしり構えた状態でトレーニングをしたときは良いパフォーマンスを出しやすいが



不安定(高重心)な状態でトレーニングしたときはパフォーマンスが落ちやすくなります。



世界のトップDFは重心が高く、日本人DFはまだまだ腰が低い状態でプレーしています。



もし、試合や動画で観ることがあれば注目して見てください。



今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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