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執筆者の写真齋藤友裕

あらゆるトレーニングの落とし穴



 

今回はトレーニングを行うときに選手が陥りやすい落とし穴についてお伝えしていきます。





「トレーニング」と聞くとだいたい思い浮かべるのが筋トレや体幹トレーニングだと思います。





まさに筋肉を鍛えたら強くなった気になり、上手くなった気にもなります。





逆にパフォーマンスが下がったという選手もいると思います。





あらゆるトレーニングは欧米や米国からの輸入品が多いので、同じようにトレーニンングしても日本人にあったトレーニング体系ではないのです。





そもそも文化の違いや生活様式の違いから、カラダで使われやすい部位も違います。





では日本の文化や生活様式はどうのでしょうか?





日本人は重心を低くし安定した姿勢を好みます。床生活や正座・しゃがむような状態です。





代表的なスポーツでいうと武道や相撲などを想像するとわかりやすいと思います。





生活様式ではボットン便所が代表的ですが、姿勢を低くし足を広げてするため足首の柔軟性が必要になります。





欧米人は重心が高く不安定な姿勢を好みます。椅子生活やお尻洗い機が代表的です。





日本人よりもフットワークが軽いのもここからきているのかもしれませんね。





欧州人のトイレは用を足すと、隣にあるお尻洗い機を使ってきれいにします。





移動は当然よこにスライドするわけです。





そのためより股関節を使って移動しお尻を洗います。





日本人と欧米人の違いは股関節の使われる頻度が全く違うことがわかります。





あらゆるスポーツは欧米で発祥ししているため、前提条件は重心が高く不安定な状態(すぐ動ける状態)を好みます。





また高い姿勢を保つため股関節をより使うようなスポーツ種目が多くなります。





その中の一つがサッカーです。





日本のように重心を低くどっしり安定するような姿勢でサッカーをすることはナンセンスということです。





サッカーは重心を高く保った状態ですぐ動けるように、股関節をより使える状態にしとくことが重要です。





あらゆるトレーニングをサッカーに活かすには股関節を使いやすい状態にします。





トレーニング前後には必ず股関節の柔軟性や可動域を出しておくことが、そのトレーニングの効果を最大限引き出すことができます。





逆にトレーニングをやりすぎて柔軟性や可動域が狭くなることで動きのスピード・パワー・キレなどを発揮できなくなることがあります。





最後にまとめます。




サッカーというスポーツは欧州で発祥し、生活様式や文化の違いから日本人にとって最初から差があるスポーツです。





欧米人は前提として重心が高く、すぐに動き出せる状態を作り出せます。





そのため股関節がものすごく発達しているので股関節優位のトレーニング体系となります。





日本人は生活様式や文化の違いから股関節が使われづらい状態にあるため、トレーニング前後には股関節の柔軟性や可動域を確保することでトレーニング効果は得られやすくなります。





また股関節を使いながら重心を高く保ちトレーニングすることも大切です。





逆にトレーニングのやり過ぎにより可動域を狭くしてしまいパフォーマンスが落ちる可能性もあるので注意してください。






選手の皆さんが限られた時間を無駄にしないように応援しています。





今回も最後までお読みいただきありがとうございました。





追伸1

今回の記事の内容で落とし穴になる要素はごく一部です。重心の話や股関節の話以外にも落とし穴になりやすい要素はあります。

今回の記事に似た内容を「サッカーで重心は絶対に下げるな!」で話しています。

今回の記事と繋がるのでぜひお時間ある方はみてください。



追伸2

北海道の選手限定にカラダの視点からサッカーが上達するようにオンラインプロジェクトを開催しています。

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