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執筆者の写真齋藤友裕

小学生でも出来る「股関節痛」のケア5選

更新日:2021年8月24日


 

今回は、股関節に痛みや違和感が出たときのケアの方法をお伝えします。

お話の最後までには股関節の痛みを取り除く方法が身についているはずです。



練習中、試合中、練習後に股関節に痛み、違和感を感じたら早めにケアすることが大切です!

放っておくのが一番良くなく、必ずと言って良いほど悪化します。



痛みの動作として

ランニング時、キック時、お腹に力を入れた時、股関節を開いた時などに痛みが生じます。




痛みの部位は下のイラスト辺りに出やすくなります。

自分の痛みと照り合わせてみてください。

どうでしょうか?

痛む部位がイラストと重なりましたか?

ここからは必ずチェックしてほしい部位とケアの仕方をお伝えしていきます。


必ずチェックしてほしい部位5つ!  ※優先順位の高いものから順に挙げています

          ①下腹部の硬さや痛みを押してチェック 

押し方:右・真ん中・左腹部を手で押し痛みを確認



           ②お尻の硬さや痛みを押してチェック  

押し方:テニスボールを入れてお尻全体の痛みを確認



           ③裏ももの硬さや痛みを押してチェック

押し方:テニスボールを入れて裏もも全体の痛みを確認



           ④内ももの硬さや痛みを押してチェック

押し方:サッカーボールを入れて内ももの痛みを確認



          ⑤前ももの硬さや痛みを押してチェック 

押し方:サッカーボールを入れて前もも全体の痛みを確認

上記の部位に硬さや痛みがある選手はこれから挙げる5つのケア方法を実際に試してみてください。

※ケアをして次の日に痛みが悪化する場合は早めに医療機関を受診してください。




それではケアの方法5つ紹介していきます!





①下腹部

やり方:痛みや硬さがある下側のお腹を右側・真ん中・左側に分けサッカーボール当ててほ

    ぐしていく

    うつ伏せになり深呼吸しながら力を抜いて行う

時間:各部位1分程度もしくは痛みが和らぐまで行う

回数:各部位1回ずつやり

   ※過ぎに注意。ご飯後行う場合は2時間空けてください。



②お尻  

やり方:痛みや硬さがある部位をしっかりほぐしていく

    仰向けの状態でテニスボールを当てる側の膝を立て外に開きながら行う

    股関節を開いた状態で静止させたままほぐしていく

時間:各部位30~1分程度もしくは痛みが和らぐまで行う

回数:左右1~2セット


③裏もも

やり方:坐骨(お尻のとがった骨)の下から膝裏までほぐす

    座った状態で裏ももにテニスボールを当て小刻みに揺らしながらほぐしていく

時間:各部位30~1分程度もしくは痛みが和らぐまで行う

回数:左右1~2セット


④内もも

やり方:痛みや硬さがある部位にサッカーボールを当てうつ伏せで股関節を開いてほぐしていく

    股関節を上下左右させ揺らしながらほぐしていく

時間:各部位30~1分程度もしくは痛みが和らぐまで行う

回数:左右1~2セット



⑤前もも

やり方:痛みや硬さがある部位にサッカーボールを当てうつ伏せでほぐしていく

    前ももは股関節の付け根から膝までつくので痛い部位はしっかりほぐす

    ボールに乗ったら前後に揺れながらほぐす

時間:各部位30~1分程度もしくは痛みが和らぐまで行う

回数:左右1~2セット



痛みがあるうちにケアをやめると再発する恐れがあります。

全て痛みが消えるまでやり続けましょう。




選手は自分の身体を自分で治せることも重要です。





毎日の身体と対話しコンディションを確認していきましょう。





身体と対話出来るようなることで、今日は「どこどこが硬い」「ここに違和感がある」など分かるようになってきます。





今より上手くなる、もっと上のカテゴリーでやるためにもこの知識を身につけておいてください。



これであなたも股関節の痛みを取り除く方法が身についたと思います。

股関節の悩みを抱えている選手は今から始めましょう。



以上、股関節に痛みや違和感が出たときのケア方法をお伝えしました。





お読みいただき、ありがとうございました。





追伸1

北海道の選手のために北海道のサッカーをトレーナーの立場から強くします。

北海道から素晴らしい選手が日本や世界で活躍できるように。



トレーナーの立場から選手に有益な情報を発信していきます。

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